無線機器端末、無線基地局などの無線システム開発は設計資産豊富なCMエンジニアリングにお任せください
デジタル信号処理による通信システム設計― 演算の実装から信号の変復調・誤り訂正まで
仕様検討~仕様設計~ハードウェア設計・ソフトウェア設計・FPGA設計~試作機開発~性能評価・チューニングまでワンストップで受託(請負)致します。
無線システム開発は、通信速度、周波数、通信距離、消費電力などの要件から、さまざまな通信方式、通信プロトコルを選択し、試作機にて性能評価を重ねて完成させる必要があります。
当社ではMatLABを使用したアルゴリズム検討からお客様と共同で仕様検討を進め、試作機の開発を お手伝いします。
無線システム開発の各サービスの内容
- 仕様設計
- FSKからOFDMまで狭帯域から広帯域の設計資産、(IPコア、MaTLABモデル)を所有しており、短期間の計算機シミュレーションにてお客様システムの最適な通信方式を検討致します。
- ハードウェア設計・ソフトウェア設計・FPGA設計
- 部品選定からのオリジナル基板開発はもちろんのこと、汎用基板を用いたFPGA開発にも対応致します。
- 無線製品開発はRFチップの選定や、RF周辺のアナログ回路設計も重要です。当社では多くのRFチップの使用実績を所有しており無線性能を最大限に引き出す設計を提供いたします。また、システム面からハードウェアとソフトウェア配分を検討し、性能とコスト、消費電力のバランス最適化致します。
- 試作機開発
- 筐体も含んだ試作機製造を行い、アンテナ等の周辺部品も手配致します。
- 製造については国内のパートナー会社と連携し、大容量のFPGA搭載のボード開発からモジュールタイプの小型機まで幅広い対応が可能です。
- 性能評価・チューニング
- 無線機器の価値を決めるのは通信性能といっても大げさではありません。
- 当社ではお客様とともに設定した目標値に向けてソフトウェア、ハードウェアの両面からチューニングを行い、完成品へと仕上げます。フィールドテストや技適取得も対応致します。
保有技術
- IEEE802.11関連に準拠したIPコア開発技術(MAC/PHY/DRIVER)
- ベースバンド設計技術、および無線設計開発技術
- ファームウェア開発・組み込み/制御ソフトフェア開発技術
- 評価基板開発技術(FPGA/RF搭載評価ボード開発と評価)
- RF疑似モデルの生成によるシステム全体評価技術
- ワイヤレスセンサーネットワーク(WSN)/IoTシステム開発技術
- 各種変調方式(位相変調、変調方式、振幅変調、周波数変調、搬送波変調)
- モデム(変調・復調)
- 通信
保有資産
- EEE802.11a/b/g (公共/基地局向けIP)
- IEEE802.11af (ホワイトスペース向け無線LAN、ITS向けIP)
- IEEE802.11ah (IoT機器向けIP[※開発中])
- IEEE802.11p (ITS/V2X関連向けIP)
- IEEE802.15.4/4g (920MHz帯特定小電力無線向けモジュール)
無線通信開発実績
- 防災用移動無線通信用無線機(規格:ARIB STD T103、周波数:200MHz、キーワード:OFDMA,TDD)
- 高度道路交通システム向け無線試作機(規格:IEEE802.11p、周波数:760MHz、キーワード:OFDM)
- 日本/北米/欧州向け高度道路交通システム向け無線試作機(規格:ARIB STD T109、周波数:5.9GHz)
- 列車制御用無線試作機(規格:IEEE802.11g、周波数:2.4GHz、キーワード:鉄道制御用パケットの実装)
- TVホワイトスペース向け通信試作機(規格:IEEE802.11af、周波数:280MHz~700MHz、キーワード:OFDM、センシング技術)
- 到来角距離計測用無線機(規格:IEEE802.11a、周波数:5.2GHz、キーワード:無線機位置計測)
- 時刻同期用無線装置(規格:IEEE802.11b、周波数:2.4GHz、キーワード:パケット到来時間計測)
RF使用実績
- マキシム社
- デバイス:MAX2825、周波数:2.4GHz、帯域:20/22M、規格:11b/g
- デバイス:MAX2829、周波数:2.4/5.2/5.9GHz、帯域:10/20/22M、規格:11a/b/g/p
- アナログデバイセズ社
- デバイス:AD9361、周波数:760MHz/2.4/5.9GHz、帯域:10/20M、規格:11p
- デバイス:AD9363、周波数:2.4GHz、帯域:20/22M、規格:11b/g
- Aviacomm社
- デバイス:ARF1010EX、周波数:280/470MHz、帯域:6M、規格:11af
事例:MATLABプログラム開発
お客様の機能仕様書
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MATLABモデリング
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Simulink
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HDL Coder ⇒ RTL
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機能(アサーション)検証
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ドキュメント作成
- 成果物
- MATLABモデル
- RTL
- 検証環境
- 検証シナリオ
- 検証結果報告書
- 成功のポイント!
- MATLABモデリング後、Simulinkで性能評価を実施し上流で性能問題を対策
- RTL検証は機能検証と共に性能検証で実施したパターンで性能確認
当社はWLAN-IP開発で培ったデジタル変復調回路設計技術を核に様々な信号処理回路の開発技術を保有しており
多彩なアプリケーションへの対応が可能です。
仕様検討段階ではプロトタイプモデル構築による実現性検討、回路設計ではHDL Coderを積極的に導入し高品質、
短納期なHDL設計を得意としています。これからMatlabを導入される方への導入支援も実施いたします。
アウトソース(委託)先としてお気軽にご相談ください。
詳細は「お問い合わせ」ページからお問い合わせください。