AMSライブラリ開発キット「SAQuT! AMS」の販売を開始 - CMエンジニアリング
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AMSライブラリ開発キット「SAQuT! AMS」の販売を開始

SoCの第三者検証サービスや設計サービス、及び無線通信ネットワーク製品開発やIPコア開発サービスを提供しているCMエンジニアリング(本社:東京都五反田、代表取締役社長:河井淳、以下、CME)は、このたび、AMSライブラリ開発キット「SAQuT! AMS」の販売を開始いたしました。

SAQuT!シリーズは、今後その重要性が増すシステムLSI検証の検証環境導入ソリューションとして提供され、既に、ARMバスをターゲットにしたランダム検証最速導入キット「SAQuT! AHB/AXI」と、検証メソドロジ導入支援サービス「SAQUT! VMM/OVM」の2モデルが、リリースされております。「SAQuT! AMS」は、これに続く製品として、アナログモデリング設計手法学習システムと、Verilog AMS/Aのアナログモデル(ファンクションモデル)のパッケージで構成された、アナログ回路に不慣れなデジタル回路設計者のためのミックスドシグナル検証サポートツールです。

現在Verilog AMS/Aを用いてアナログ回路の機能や特性を表現するニーズが高まる一方で、言語に馴染めない、敷居が高いといった声も多く聞かれます。「SAQuT! AMS」は、このミスマッチを解消すべく、CMEの技術者の設計経験に基づいたモデリングのテクニックや手法などをドキュメント(手順書)にまとめてご提供いたします。また、DCリニア系のPGA(OPAMP含む)や、離散系のDAC(Flash)/ADC(Flash)などのVerilog AMS/Aモデルも合わせてご提供し、テストベンチ、OPUSデータ、スクリプト、及び仕様書や検証報告書などのドキュメント類一式と、アナログ検証セミナーが受講できるパッケージ製品として販売いたします。

「SAQuT! AMS」 でご提供する学習システムやモデル、データ一式を参考にすることで、Verilog AMS/A導入の壁が低くなり、デジアナ混在回路の仕様検討やシミュレーションの高速化にも大きな効果を発揮します。これにより、

迅速なテープアウトとTime-To-marketにも貢献できるソリューションです。

CMエンジニアリングについて

CMエンジニアリングは、検証メソドロジを活用した第三者検証サービス、検証技術向上のためのコンサルティング、教育サービスなど、半導体の検証に対するあらゆるニーズにお応えする各種ソリューションを提供しています。

また、ベースバンド技術、RF技術をベースとしたワイヤレス、及び通信ネットワーク製品やIPコアの開発や、アナログ設計技術も保有しており、デジアナ混在のLSI開発にも対応した幅広いソリューションを提供しています。

※記載されている製品名などの固有名詞は、CMエンジニアリングの商標、または登録商標です。