カリフォルニア州サンタクララ発 – 2020年12月4日 – Blue Pearl Softwareは、無線通信、FPGA/SoC設計・検証サービスを提供するCMエンジニアリング株式会社とのコラボレーションを発表しました。無線通信、FPGA/SoCの設計・検証サービスを提供するCMエンジニアリングと共同で、FPGAやSoCの品質と信頼性を向上させたいと考えている日本企業を支援します。今回の提携には、Blue Pearl SoftwareのVisual Verification Suite™のCDC解析ソリューションを用いた、CMエンジニアリングによる無料のCDC(Clock Domain Crossing:クロック・ドメイン・クロッシング)トライアル・サービスが含まれます。
CDCトライアル・サービスでは、CMエンジニアリングが、適切なデザイン情報を提供可能な企業を対象に、Visual Version SuiteのCDC解析ソリューションを使用したCDC解析を無償で実施します。トライアル・サービスの一環として、CM エンジニアリングは CDC 結果サマリー・レポートと CDC サンプル・パス・レポート等を提供します。このサービスを利用した設計チームは、新たなツールを学ぶことなく、コストや時間をかけずに、自社デザインのCDC解析結果を受け取ることができます。
CM エンジニアリング株式会社 デザインサービス事業部 事業部長 二見 誠一 氏のコメント:
“CM エンジニアリング社は、お客様に最高品質のFPGA/SoC開発サービスを提供するために、Blue Pearl Software社のVisual Verification Suiteを採用しました。今回の協業により、これまでSoC CDC検証で培ってきたノウハウを活かし、Visual Verification Suiteを活用したFPGA CDC検証サービスの提供を開始します。“
Blue Pearl Software アジア営業担当副社長 鈴木 富美子 氏のコメント:
“設計・検証チームは、Visual Verification Suiteを利用することで、開発プロセスの初期段階で構造やコーディング・スタイルのエラーを迅速に発見し、修正することができます。CM エンジニアリングと共に、日本のお客様に対してFPGA の品質向上に貢献できることを嬉しく思います。“
CDC トライアルの登録は 12 月 1 日に開始され、2021 年 3 月 31 日まで実施されます。制限がありますので、詳細はURLをご覧ください。
お申込み窓口URL
https://nextream.bz/1526/
CDCトライアルサービス (PDF)
Blue Pearl Softwareについて:
Blue Pearl Software Inc.は、ASIC、FPGA、IP RTL検証用のDO-254互換設計自動化ソフトウェアの先端企業です。当社の顧客は、軍事、航空宇宙、半導体、医療、通信、安全性を重視する設計会社のRTL管理者や設計者です。 Visual Verification™ Suiteは、高度に統合されたRTLの構造解析およびリンティング、制約生成、およびクロック・ドメイン・クロッシング解析により、ブロックおよびプロジェクト・レベルの検証を加速します。当社製品の使い易さは業界でも比類のないものであり、設計期間の短縮と、信頼性の高いデザインを実現します。 Visual Verification Suiteは、アメリカ合衆国にて開発、テストされています。 Blue Pearlの詳細については、www.bluepearlsoftware.comをご覧ください。
CMエンジニアリング株式会社について:
CMエンジニアリングは、検証手法を活用した第三者検証サービスや検証技術向上のためのコンサルティング、教育サービスなど、お客様のあらゆる半導体検証のニーズに対応した様々なソリューションを提供しています。ベースバンド技術やRF技術をベースとした無線・通信ネットワーク製品のアナログ設計技術に加え、IoT市場に向けた最先端の製品・技術も提供しています。当社が開発したIoTセンシング・プラットフォーム「Tele-Sentient」には、当社の最先端の無線技術、ソフトウェア技術、センサーを制御するアナログ技術、小型化を実現するSoC / FPGA設計技術が組み込まれています。当社はこれから創られる未来社会の実現に貢献していきます。詳しくは、当社ホームページをご覧ください。