CMエンジニアリング、ワイヤレスマイコン開発キット(920MHz版)の出荷を開始 - CMエンジニアリング
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CMエンジニアリング、ワイヤレスマイコン開発キット(920MHz版)の出荷を開始

CMエンジニアリング、ワイヤレスマイコン開発キット(920MHz版)の出荷を開始

SoCの第三者検証サービスや設計サービス、及び無線通信ネットワーク製品開発やIPコア開発サービスを提供しているCMエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:河井淳、以下、CME)は、このたび、ワイヤレスマイコン開発キット(920MHz版、以下、本開発キット)の販売を開始いたしました。

家庭内電化製品の無線化や、電力の需要と供給のマネージメント、遠隔地からの制御など「エコハウス」には欠かせない特小無線が、今、注目を浴びています。また、モバイルの高機能化や防犯システムの強化も図られる一方、製品の小型化や軽量化、低消費電力化が至上命題となっており、無線製品の実現性検討や試作テスト、デバッグなどの作業を効率よく、短期間でハンドリングすることが不可欠となっています。

本開発キットは、UHF帯の無線通信機能を有したCPU搭載の特小無線FPGA評価ボードで、MPU(8051、もしくはCortex M1)、オリジナルの通信プロトコルIP、RFIC、及びペリフェラルを搭載しています。本製品をご購入いただくことにより、無線製品開発の実現性検討、ソフトウェアの事前評価、デバッグの容易化を強力に推し進めることが可能です。また、駆動後、即時通信テストが可能で、FPGAの空き領域を使った通信機能の強化、アプリケーションのハード化が容易に行えることが特長となっています。従来は準備や手間のかかったテスト、デバッグなどの事前評価作業の短TAT化を実現し、開発期間の短縮にも大いに寄与します。

CMEでは、本開発キットで評価したシステムの商用化に向けた小型モジュール化、IC化もサポートいたします。また今後は、ボードに搭載するIPの品揃えの強化や、自社RFIC 搭載版も開発の予定で、お客様オリジナルの無線モジュールや製品の実現を強力にサポートいたします。なお、本キットは、本年5月に東京ビッグサイト開催される組み込みシステム開発技術展(ESEC)にて、デモ展示いたします。

CMエンジニアリングについて

CMエンジニアリングは、検証メソドロジを活用した第三者検証サービス、検証技術向上のためのコンサルティング、教育サービスなど、半導体の検証に対するあらゆるニーズにお応えする各種ソリューションを提供しています。

また、ベースバンド技術、RF技術をベースとしたワイヤレス、及び通信ネットワーク製品やIPコアの開発や、アナログ設計技術も保有しており、デジアナ混在のLSI開発にも対応した幅広いソリューションを提供しています。

※記載されている製品名などの固有名詞は、CMエンジニアリングの商標、または登録商標です。