Tele-Sentient (IoT Sensing Platform) - CMエンジニアリング
検証、ワイヤレス設計のベスト・パートナー

Tele-Sentient (IoT Sensing Platform)

Tele-Sentient紹介

Tele-Sentient紹介サイトはこちら。

https://telesentient-iot.com/

1兆個のセンサ時代に向けた革新的なIoTセンシングプラットフォームTele-Sentientの概要

Tele-Sentientは、ワイヤレスセンサネットワークシステムのプラットフォームであり、センサインタフェース、無線通信インタフェース、センサデータ収集、インターネット接続など、多くの必要な関数や共通ライブラリを提供します。

構成要素

Tele-Sentientには3つのコンポーネントが含まれます。

ビジネスパートナー様には、プロトタイプのご提供を行っております。
・未使用時の電源オフとソフトウェアによる緻密な電源コントロールの実現
・Sensor AFE、Power ManagementのLSI化
・長距離無線伝送技術
・センサプラグアンドプレイ技術の開発
など、1兆個のセンサに向けたプラットフォームに必要となる技術開発を行い、Tele-Sentientへ融合し続けております。

保有技術を最大限に適用しています

無線通信には、サブギガ帯 (Sub GHz帯)である、920MHz帯の特定小電力無線を使用しています。見通しの良いところでは1km以上の長距離無線伝送ができますので、屋内、屋外を問わず、広域のIoTシステム、ネットワークを構築することが可能です。

私たちは、技術適合(技適)取得済みの920MHz帯無線モジュールCRESSON-MD920を2012年から市場へ投入して、市場黎明期から、数々のアプリケーションにおいて、IoTの普及に貢献してきました。このため、マイコンによる無線制御技術、独自プロトコル策定、実装技術など、数多くの資産をIPとして保有、活用しています。

Tele-Sentientでは、世界各国の周波数帯への対応も行う予定です。

また、電源コントロール、センシングコントロール、タイミングコントロールなどをFPGAのハードウェアで実装したプロトタイプ、原理試作を開発済みです。この資産をベースに、LSIの開発を行い、ワイヤレスパワー給電、エナジーハーベスティングと連動した超低消費電力のセンサノードや、低コスト化を実現する予定です。

アプリケーションを簡単に構築できます

Tele-Sentientプラットフォームを使用して様々なアプリケーションを手軽に構築できます。

IT農業、養殖、畜産業などの一次産業への適用、環境モニタリング、設備モニタリングなど工場への適用、鉄塔、橋梁、トンネル、配管など公共インフラへの適用など、IoT適用分野を飛躍的に拡大することができます。

設備予知保全へ適用できます

工場設備、モータ、ギア、ベアリング、PLC、マンホール、水道管などの配管、エアコンなどの空調設備、鉄道設備など、多くのモノに対してのモニタリング需要が急増しています。

設備予知保全へのIoT適用のためには、センサデータ取得、モニタリング、見える化は欠かせません。

Tele-Sentientを活用することで、例えば、以下のようなシステムを簡単に構築することができます。
・加速度センサ、振動センサ、温度センサ、サーミスタを活用した、モータ、ギア、ベアリングの故障予知
・周囲温度センサ、CO2センサを活用した、PLCや機械室の火災の事前予防
・圧力センサ、流量センサを活用した、配管設備の状態監視
・電圧センサ、電流センサ、温度センサ、サーミスタを活用した、空調設備、工場設備の予知保全
また、センサデータに対しての分析技術について、多くの実績があります。

FFT解析 (高速フーリエ変換、Fast Fourier Transform)や、時間軸解析などを行うことで、異常の状態を発見することも可能です。

Tele-Sentientによって、予知保全、予防保全へのIoTの適用による省力化に貢献いたします。

モデリング技術の適用を想定した、仮想シミュレーション技術の開発も行っています。

センサプラグアンドプレイの実現

IoTの普及には、数多くのセンサの普及が欠かせません。Tele-Sentientでは、多くのセンサを簡単に接続できるように、センサプラグアンドプレイの仕組みを構築しました。

ハードウェアでのインタフェース接続については、アナログ、デジタルのインタフェースを設けております。また、ゲートウェイでセンサ情報を一括管理することによって、面倒なセンサの設定をGUIで登録できる仕組みを準備しています。

また、センサインタフェースLSIの開発を進めています。

NDIR方式の光センサ (CO2, CH4, SOx, NOx等)、抵抗方式、ピエゾ方式、静電容量方式など、ベアレベル、RAWレベルのセンサを、当社開発中のセンサインタフェースLSIに接続することができるため、ADC、アンプでの増幅など、AFE (Analog Front End)を有したLSIによって、素子レベルでのセンサ性能を最適化します。

センサプラグアンドプレイ技術と合わせて、最適なセンシング、パワーマネジメントを実現するLSIによって、多方式のセンサの普及に貢献いたします。

ビジネスパートナー様を募集しております

私たちは、IoTに求められる要件を、私たちの技術を結集してプラットフォーム化しております。
アプリケーション開発企業様、競争力のあるセンサを開発している企業様、私たちとのジョイントプロジェクトで1兆個のセンサ時代の社会における価値提供を考えたい企業様のお問い合わせをお待ちしております。