Q. SpecInsight-TEXとはどのようなツールですか?
A. SpecInsight-TEXは、仕様書用のタイミングチャートと回路の端子情報をもとにテストベンチ及び入力値を生成するタスクを作成するツールです。
主な特徴は以下の通りです。
Q. SpecInsight-TEXを使用すると、どのようなメリットがありますか?
Q. ツールの機能や操作は簡単に習得できますか?
A. SpecInsight-TEXの操作は簡単に習得できます。
操作方法は、GUI上からHELP画面を表示して調べることができます。
また、チュートリアルとサンプルデータを用意していますので、お客様は、このデータを使って一連の操作を体験することができます。
Q. タイミングチャートにコメントや説明文を入れることはできますか?
A. タイミングチャート上に、任意のコメントや説明文を入力することができます。また、○や→などの図形を記入することもできます。
Q. タイミングチャートは、SpecInsight-ACE(アサーション編)にも使用できますか?
A. 使用できます。
Q. 複数のクロックは使用できますか?
A. はい。テストベンチ中で複数のクロックを定義して利用することができます。
Q. 出力データの期待値チェックはどうしていますか?
A. 基本的に、このツールはスティミュラス(入力端子への値の代入)により、DUVを動作させることを目的としています。
個々の検証対象毎に期待値を作成する機能などは有しておりません。
しかしながら、タイミングチャートのポイント、ポイントに「出力値は期待値と等しいか」のチェックを行う記述をタイミングチャートに指定することができます。
また、SpecInsight-ACEでアサーションを作成し、それをテストベンチ内に組み込むことでチェックするという方法がとれます。
Q. SpecInsight-ACEで作成したアサーションを利用できますか?
A. はい。SpecInsight-ACEが出力したアサーションコードを利用することができます。
アサーションモジュールが出力したアサーションモジュールのファイルを利用できます。ユーザー様が作成したファイルも可能です。
Q. SpecInsight-TEXのサンプルデータは入手できますか?
A. SpecInsight-TEXをご購入いただいたお客様は、オンラインサポートページからサンプルデータをダウンロードすることができます。ダウンロードしたサンプルデータは、SpecInsight-TEXにインポートして利用することができます。
Q. HDL記述言語は何ですか?
A. VerilogHDLとVHDLに対応しています。
Q. サポートするシミュレータは何ですか?
A. SpecInsight-TEXで生成したテストベンチは、Mentor社、Synopsys社、Cadence社のシミュレータで動作確認しています。
さらに、Silvaco社のシミュレータ、Xilinx社 Vivado Design Suiteのシミュレータで動作確認しています。
Q. シミュレーション結果の波形表示用のデータベース出力の指定は可能ですか?
A. FSDB/VPD/WLF/SHM/VCD出力を指定できます。
Silvaco社シミュレータ、Xilinx社Vivado Design Suiteシミュレータのフォーマットをサポートしています。
Q. アナログ回路の検証に適用できますか?
A. ディジタル回路が対象です。アナログ回路には対応していません。
Q. SystemVerilog/UVM等の最新の検証メソドロジーに対応していますか?
A. SpecInsight-TEXは、現バージョンではSystemVerilogには対応していません。生成するテストベンチはVerilogHDL/VHDLのみです。
Q. テストベンチを記述したことがありません。Verilogまたは、VHDLのテストベンチ記述について教えてもらえますか?
A. 営業窓口までご相談願います。
Q. シミュレーションをあまり実行したことがありません。シミュレータの実行方法やデバッグ方法を教えてもらえますか?
A. 営業窓口までご相談願います。