CMエンジニアリング、SAQuT!-AXI3/AXI4 UVM対応版キットをリリース - CMエンジニアリング
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CMエンジニアリング、SAQuT!-AXI3/AXI4 UVM対応版キットをリリース

CMエンジニアリング、SAQuT!-AXI3/AXI4 UVM対応版キットをリリース


SoC の第三者検証サービスや設計サービス、及び無線通信ネットワーク製品開発やIPコア開発サービスを提供しているCMエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:河井淳、以下、CME)は、このたび、業界標準の検証メソドロジ、Universal Verification Methodology(以下、UVM) に対応したSAQuT!-AXI3 Kit、AXI4 Lite/Stream Kit のリリース、及び AXI4 Full Specification Kit の受注を開始いたしました。

今回リリースの AXI3 版、AXI4-Lite/Steam 版は、それぞれの AMBA バス規格に準拠したマスタ、スレーブをはじめとしたコンポーネントで構成されており、これらはSystemVerilog により検証モデル化されています。検証モデルは、全て UVM1.1 に準拠した UVC (Universal Verification Component)として含まれており、テストベンチの再利用や、各プロトコルに対応する RTL の検証を容易に行うことができます。

また、インターコネクトモデルに性能モニタを搭載しているため、機能検証に加えて、性能評価にも利用いただけます。検証モデルと検証環境は全て SystemVerilog のソースコードで提供しており、本キットの概要や構成、使用方法などの解説が、全て日本語のドキュメントとして備わっているため、SystemVerilog や UVM 初心者の方向けの学習キットとしても最適なソリューションです。

本キットは、複数インスタンス、複数シミュレーションでも追加費用がかからず、設定パラメータによって検証対象に応じたカスタマイズが自由自在にできるため、市販の検証IPの使用と比べて、柔軟な使い勝手とコストダウンの両面を実現できます。なお、本年 4 月リリース予定の SAQuT!-AXI4 Full Specification Kit の受注も開始しました。このたびリリースの各キットとともに、検証環境構築の短期化とコストの削減に今後も貢献してまいります。
 

CMエンジニアリングについて
CMエンジニアリングは、検証メソドロジを活用した第三者検証サービス、検証技術向上のためのコンサルティング、教育サービスなど、半導体の検証に対するあらゆるニーズにお応えする各種ソリューションを提供しています。
また、ベースバンド技術、RF技術をベースとしたワイヤレス、及び通信ネットワーク製品やIPコアの開発、
アナログ設計技術も保有しており、デジアナ混在のLSI開発にも対応した幅広いソリューションを提供しています。

※記載されている製品名などの固有名詞は、CMエンジニアリングの商標、または登録商標です。