特小無線マイコンモジュール「CRESSON-MD920」の受注を開始 - CMエンジニアリング
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特小無線マイコンモジュール「CRESSON-MD920」の受注を開始

SoCの第三者検証サービスや設計サービス、及び無線通信ネットワーク製品開発やIPコア開発サービスを提供しているCMエンジニアリング株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:河井淳、以下、CME)は、このたび、特小無線マイコンモジュール「CRESSON-MD920」(以下、本製品)の受注を開始いたしました。


本年7月25日に、総務省の「周波数再編アクションプラン」に基づく「プラチナバンド帯」が開放されたことにともない、920MHz帯(915MHz~928MHz)の近距離無線の本格運用が解禁されました。これにより、FAやセンサーネットワーク、スマートハウスやスマートグリッドといった市場の活性化や商品開発が加速する中、お客様が自由にアプリケーションソフトを実装できるユニークな通信マイコンモジュール「CRESSON-MD920」を開発し、受注を開始いたしました。


本製品には、32 ビットマイコンが搭載されているためソフトを自由に実装できることに加えて、802.15.4g プロトコルが標準装備されているため、お客様が新たに無線機能を組み上げる手間が一切ありません。また、802.15.4 の MAC ソフトのソースコードも提供しているため、お客様ご自身でのカスタマイズも可能です。既存製品の無線化や、実現性検討評価、電波伝搬の減衰や干渉でお困りの既存製品の改良や低消費電力化、独自プロトコルの実装による他社製品との差別化など、その用途は様々です。


CMEでは、本製品の販売はもとより、上位ネットワークやアプリケーションの開発、ソフトウェアのカスタマイズなど、数々の無線製品開発の経験により蓄積されたネットワーク技術やデザインサービスで、お客様の製品開発を強力にサポートしてまいります。また、ワンチップ化に向けた取り組みとして、Z-WAVE や IEEE802.15.4/4g に準拠した IP も開発中です。なお、本製品は、本年11月にパシフィコ横浜で開催される「ET2012/EDSF2012」」にて展示の予定で、デモを交えて、詳しくご紹介いたします。


CMエンジニアリングについて
CMエンジニアリングは、検証メソドロジを活用した第三者検証サービス、検証技術向上のためのコンサルティング、教育サービスなど、半導体の検証に対するあらゆるニーズにお応えする各種ソリューションを提供しています。
また、ベースバンド技術、RF技術をベースとしたワイヤレス、及び通信ネットワーク製品やIPコアの開発や、
アナログ設計技術も保有しており、デジアナ混在のLSI開発にも対応した幅広いソリューションを提供しています。

※記載されている製品名などの固有名詞は、CMエンジニアリングの商標、または登録商標です。
関連リンク : https://cmengineering.co.jp/products/cressonmd920/